今回は、スマホ・PC向けオープンワールドRPG「鳴潮(めいちょう)」の感想およびレビュー回。
似たようなゲームのプレイ経験があったおかげで、ゲーム自体に大きな苦戦はなく楽しめている。
全体的にもゲームの完成度は高めで、スタイリッシュ性の高い戦闘や美麗なグラフィックなど魅力の多いゲームに感じられる。
ストーリー重視よりも、アクション性を求める方に向いている印象が感じられた。
鳴潮を始めたいと考えている方の参考になれば嬉しい。
原神ライクなゲームで、似たようなゲームの経験があれば馴染みやすいと思います!
- プレイ歴:約5ヶ月(2024年7月~)
- ユニオンレベル:50
- 推し:ツバキちゃん!
鳴潮のゲーム概要
鳴潮は2024年5月にリリースされ、「KURO GAMES」が開発・運営を手掛けるスマートフォン、PC、PlayStation5向けゲーム。
アクション幅の広い戦闘、広いマップを走り回れるオープンワールド性や、育成要素など多種多様なシステムを楽しめる特徴がある。
オープンワールドゲームとして先にリリースされた「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」や無料ゲ―ム「原神」などと似たようなゲーム。
ゲームの雰囲気は「ニーアオートマタ」に似ていると感じました!
鳴潮の良かった点
広い世界を冒険できるオープンワールド
現代では馴染みの多い「崖登り」や「滑空(空を飛ぶ)」システムが導入されており、自由度の高いフィールド操作が可能となっている。
マップに点在する敵との戦闘や目的地の移動などほとんどロード画面を挟まないため、ストレスを受けにくい。
各地に配置している宝箱を集めまわったり、景色の良い場所を旅したり、ミニゲームを楽しんだりといった幅広い冒険が可能。
壁走りや鉤縄、ファストトラベルなど、移動を快適にするアクションが組み込まれており、広いマップでも移動が苦になりにくくなっている。
スタイリッシュな戦闘がとにかく楽しい!
鳴潮の戦闘は「パリィ」「ジャスト回避」「キャラスイッチ」などの要素があり、戦闘アクションの幅が広い。
各モーションの起動エフェクトがかっこいいため、没入感のあるスタイリッシュな戦闘ができる。
特にキャラクターごとの固有スキルを発動した際、とにかくかっこいいアニメーション演出によりテンションがとにかく上がる。
攻撃ボタンを連打するだけの単調な戦いにはなりません!
キャラデザインが好み
鳴潮のムフフポイントが高いキャラクターデザイン。(特に女性)
衣装の細部や表情を含めた、デザインに吹き込む作り込みがとにかく素晴らしい。
昨今では多くのソシャゲがあり魅力的なキャラが出現するゲームは多いが、なかでも鳴潮のキャラデザはレベルが高いと感じる。
敵キャラを味方にできる「音骸」が面白い
鳴潮特有のシステム「音骸(エコー)」は、敵を倒した際に一定確率で入手できる装備アイテム。
音骸は装備キャラクターのステータスを上昇でき、キャラクター強化には必須の要素。
各キャラクターのトップに装備した音骸は戦闘中に呼び出して相手を攻撃してくれたり、自キャラのステータスを上げてくれたりサポートしてくれる。
敵キャラを自分の力にするシステムが「ポケ●ン」や「ペ●ソナ」みたいで個人的に大好き。
厳選作業がしやすい点も嬉しいポイント!
グラフィックが美麗
広いマップに写る背景や、キャラクターのスキルモーション、ストーリーのムービーなどの映像がとにかくキレイ。
高技術が駆使された美しいグラフィックを見ながら、鳴潮の世界をぜひ堪能してもらいたい。
キャラクターの細かい表情とか細部にこだわりが感じられます!
鳴潮の気になる点
ストーリーが理解しにくい
メインストーリー中に「明らかに初見では読めない漢字単語」や「意味が分かりにくい固有名詞」が入ることが多く物語の展開が理解しにくい点は否めない。
正直ストーリーはほとんどスキップしてます。。。
必要スペックが高め
鳴潮の必要スペックは以下の通り。(PCの場合)
PC版の必要スペック | 必要スペック | 推奨スペック |
---|---|---|
OS | 64-bit Windows 10・11 | 64-bit Windows 10・11 |
CPU | intel i5 (9世代) / Ryzen 2700 | intel i7 (9世代) / Ryzen 3700 |
GPU | GTX 1060 / RX 570 | GTX 2060 / RX 5700XT |
メモリ | 16GB | 16GB |
ストレージ空き容量 | 30GB以上 | 30GB以上 |
最低限でも「GTX 1060」搭載されたPCが必要なため、他のゲームに比べて要求スペックはやや高めと言える。
スマホでも負荷は大きいため空き容量が20GB以上必要だったり、バッテリーの減り速度が速かったりといった不安ポイントに気を付けなければいけない。
鳴潮は他ゲームに比べて「重い」という声も・・・、
ロード時間の長さ
ゲーム起動時、別の地域にファストトラベルする際、ストーリーのムービー時などにたびたび長いロードが挟まる。
ロード時間が多少ストレスになって集中力が削がれる経験はかなりあった。
私は推奨スペックを満たしているゲーミングPCで遊んでいるが、それでもロード時間の長さは気になっている。
ゲーム容量が大きいため読み込み時間が増えるのは致し方ない点だが、今後のアップデートで少しでも改善されるのに期待。
PS5版がリリースされて、ロード時間問題がどうなるか楽しみです!
スマホだと操作が難しい
鳴潮はスマホでプレイ可能だが操作が難しい。
戦闘アクションのバリエーションが豊富なため、スマホの操作性だと指が追いつかない。
スマホでのプレイを考えている場合、人によっては苦労する可能性がある。
鳴潮に関する疑問あれこれ
鳴潮に関して、疑問に思いそうな質問をまとめてみた。
鳴潮を遊んでみようと思っている方の参考になれば幸いだ。
リセマラはした方が良い?
リセマラは非推奨なので基本的に不要。
鳴潮のリセマラは時間がかかり非効率であり、そもそも強いキャラクターがいなくても主人公キャラが優秀なためストーリーで手詰まりしにくい。
鳴潮のガチャは、最悪でも160連すれば必ず特定キャラが出現する。
好きなキャラを狙う場合、リセマラで時間を使うよりもゲームを進めてガチャアイテムを獲得した方が効率的となる。
原神のパクリ?
「鳴潮は原神のパクリ」と言われるほど似た点もあるが、もちろん違った点もある。
戦闘アクションやグラフィックなど違いがあるため、原神ユーザーでも新しい感覚で遊べるはずだ。
対応ハードは?
鳴潮は以下のハードに対応している。
- PC(windows)
- スマホ(Android/iOS)
- PS5 ※2025年1月2日以降リリース
2024年12月時点でMacPCでは遊べないが、今後のリリースが確定している。(時期は未定)
各ハードでセーブデータの共有が可能なので、外出時はスマホ・家ではPC版を遊ぶといったプレイ方法も可能。
スマホ版の相手とPC版でマルチプレイも可能です!
PC版はゲーミングPCじゃないと遊べない?
鳴潮はグラフィックボードが搭載されたゲーミングPCでないとまともに遊べない。
グラボ未搭載PCでもプレイ自体は可能ですが、カクつきまくりでまともには遊べないと考えておきましょう。
鳴潮をPCで遊ぶ際は、最低でもGTX1650以上を搭載したゲーミングPCを用意しよう。
グラボ性能が高くなるにつれて、鳴潮を高グラフィックで遊べる。
鳴潮のプレイ感想・レビューまとめ
鳴潮は高品質なグラフィックや自由度の高い戦闘、キャラクターの幅広い育成要素など、長時間プレイしても飽きにくい没入感を得られるゲーム。
逆に、ストーリーや世界観は中国の名称や地域がベースとなっており、表現や読み方などが分かりにくい点が目立つ。
ストーリーの完成度を重視する方には向かないかもしれない。
バグ修正や操作性向上のため、アップデートも積極的に行われており非常に将来が楽しみなゲームである。
鳴潮に興味を持たれた方は、ぜひ遊びながら自身だけの物語を歩んでほしい。
以上、鳴潮のプレイ感想およびレビューとなる。
次の大型アップデート「リナシータ」が楽しみです!