ペルソナシリーズはナンバリング作品が分かれており、どこから遊ぶか迷う人は多い。
最初からから始めるべきか、それとも時系列順が良いのかと悩む人もいるだろう。
本記事では、ペルソナシリーズ初心者でも楽しみやすいおすすめのプレイ順を紹介する。
作品ごとの特徴や対応ハード、シリーズの原点となる過去作にも触れながら、最適なプレイ方法を解説していく。

ペルソナは思い入れ深いゲームなので、
ぜひ多くの人にプレイしてほしいです!
ペルソナシリーズはどれから遊ぶ?おすすめプレイ順


前提として、ペルソナシリーズはナンバリングごとにストーリーのつながりが薄く、どこから遊んでも問題なく楽しめる。
システムの快適さや遊びやすさを考慮して、シリーズ初心者は最新作からプレイする順番がおすすめだ。
初心者向けおすすめプレイ順番【5→4→3】
個人的に考える、ペルソナシリーズの初心者向けおすすめ順番は以下の流れ。
- ペルソナ5(最新作品でシリーズ初プレイでも快適に遊びやすい)
- ペルソナ4(シナリオやキャラクターが個人的に好き)
- ペルソナ3(リメイクで遊びやすさが向上)
ペルソナシリーズは、ペルソナ3からシステムやゲーム性が大きく進化したため、シリーズ初心者は3以降から遊ぶことがおすすめ。
ペルソナ1、2に当たる作品は、現行の主流ハード機に対応していない点やシリーズにつながりはないため最初はプレイしなくても問題ない。(2作品については後ろの見出しで軽く触れる)
2025年3月時点で最新ナンバリングである「ペルソナ5」はグラフィックや演出が現代的で、操作性も進化しているためシリーズ初心者でもストレスなく楽しみやすくなっている。
特に順番にこだわりがない場合は、ペルソナ5からスタートすればペルソナシリーズの世界観にスムーズに入り込めるはずなので一番にした。
ペルソナ5はPS4やPS5、Switchなどに対応しているので、遊ぶ環境を揃えやすい点も嬉しいネ。
2番目のペルソナ4は個人的に個性的な主要キャラクターやシナリオが好きなので選んだが、グラフィック、システム面は少し古め。
グラフィックや操作面が気になる方は、2024年に発売されたペルソナ3のリメイク「ペルソナ3 リロード」を先にプレイしても問題ない。
最初にペルソナ5で世界観やシステムを把握して、「ペルソナ4」「ペルソナ3」と遊ぶ順番を私は推したい。
時系列順でプレイする順番【3→4→5】
現行の主流ハードで遊べる「ペルソナ3」「ペルソナ4」「ペルソナ5」を時系列順でプレイしたい場合は、ナンバリング順に遊んでいこう。
順番 | タイトル | 発売年 | 物語の年代 |
---|---|---|---|
1 | ペルソナ3 | 2006年 | 2009年 |
2 | ペルソナ4 | 2008年 | 2011年 |
3 | ペルソナ5 | 2016年 | 2016年 |
物語のつながりは薄いため時系列通りにプレイする必要はないが、シリーズの世界観や設定をより深く味わいたい人には時系列順でのプレイがおすすめだ。
時系列順にプレイすることで、シリーズの世界観やシステムがどのように変化してきたのかを実感できる。
より深くペルソナシリーズを味わいたい人には、この順番でのプレイがおすすめだ。
ペルソナシリーズの特徴と魅力|作品ごとの違いやスピンオフ


ペルソナシリーズで遊びやすい3、4、5の、それぞれの特徴や関連するスピンオフ作品を紹介する。
雰囲気やシナリオで興味を持った作品から遊んでも楽しめるはず。
ペルソナ3|ダークで重厚なストーリーが魅力
「ペルソナ3」は、死や別れといった重いテーマを描いた切なくもありダークな物語が特徴的。
プレイヤーは「特別課外活動部(S.E.E.S.)」の一員として、影時間に出現するシャドウと戦いながら世界の危機に立ち向かう。


シリーズの中でも特にシリアスで重厚なストーリーが味わえる作品であり、深い余韻が残る作品である。



ある意味ペルソナシリーズの基盤と言える作品です!
リメイク版で操作性やグラフィックが格段と向上しました!
ペルソナ3(無印)はPSPやPS2で発売されたが、2024年にリメイク版として「ペルソナ3 リロード」が発売された。
これからプレイする場合は、「ペルソナ3 リロード」を遊べば問題ない。
本編のスピンオフとして発売された「ペルソナ3 ダンシング・ムーンナイト」は、本編キャラクターが登場するリズムアクションゲーム。
本編で流れるBGMをベースにリズムゲームができるため、本編の曲が好きな方にとってはたまらない作品。


ペルソナ4|田舎町で繰り広げられるミステリー
「ペルソナ4」は、田舎町「八十稲羽」を舞台にしたミステリアスチックなシナリオが特徴的。
プレイヤーは仲間と共に「マヨナカテレビ」の世界に入り、異世界で事件の真相を探る。


日常パートでは学校生活やアルバイトを通じて仲間との絆を深めつつ、事件パートでは異世界ダンジョンを探索して手がかりを探す二重構造を堪能できる。
ペルソナ4は個性豊かなキャラクターたちも魅力で、仲間たちとの絆を通じて、心の成長や変化を体感できる点もぜひ体感してほしい。



パーティーキャラの魅力はペルソナ4が一番好みです!
「ペルソナ4 ザ・ゴールデン」はペルソナ4(無印)に新要素が追加され、他機種に対応した移植リメイク版。
これからプレイする場合は、「ペルソナ4 ザ・ゴールデン」を遊べば問題ない。


ペルソナ4の外伝作品として、「ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ」、「ペルソナ4 ダンシング・オールナイト」が発売されている。
「ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ」は本編の続編となっており、2D格闘ゲームとなっている。(ペルソナ3の一部キャラも登場する)
「ペルソナ4 ダンシング・オールナイト」は本編の外伝的作品で、リズムアクションゲームとなっている。
ペルソナ4本編を遊んで、より深くストーリーや世界観を楽しみたい方は外伝作品もプレイしよう!




ペルソナ5|都会が舞台のスタイリッシュRPG
「ペルソナ5」は、大都会東京を舞台にしたスタイリッシュさが精錬されたRPG。
プレイヤーは「心の怪盗団」として、腐敗した大人たちの歪んだ欲望を改心させるために「パレス」と呼ばれる異世界で戦う。
本作の最大の魅力は、洗練されたビジュアルとスピーディーなバトル演出。
爽快感のある戦闘システムや、スタイリッシュなカットイン演出、オシャレなBGMやデザインによって視覚的にも聴覚的にも楽しめる。


「ペルソナ5」は、完成度の高いシナリオと操作性の良さに優れているため、シリーズ初心者に最初におすすめしたい作品なのだ。



悪人を「改心」させる仕組みが最高に好き!
戦闘曲やフィールド曲もテンションが上がります!
「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」はキャラクラ―や一部ストーリーが追加された初代ソフトの移植版なので、これからプレイする場合はペルソナ5 ザ・ロイヤルを選ぼう。
ペルソナ5の外伝作品として、「ペルソナ5 スクランブル」、「ペルソナ5 タクティカ」が発売されている。
「ペルソナ5 スクランブル」は本編の半年後の後日談を描き、「ペルソナ5 タクティカ」は本編の半年前の前日談を描写した作品となっている。
ペルソナ5本編を遊んで、より深くストーリーや世界観を楽しみたい方は外伝作品もプレイしよう!


ペルソナシリーズはどのハードで遊べる?|対応機種まとめ
ペルソナシリーズの本編・スピンオフ作品の対応機種をまとめた表は以下。
タイトル | 対応ハード |
---|---|
ペルソナ3 リロード | PS4/PS5/PC(Steam) |
ペルソナ3 ダンシング・ムーンナイト | PS4/PS VIta |
ペルソナ4 ザ・ゴールデン | PS4/XOne/Switch/PC(Steam) |
ペルソナ4 ジ・アルティメット イン マヨナカアリーナ | PS3/ Xbox 360 |
ペルソナ4 ダンシング・オールナイト | PS4/PS Vita |
ペルソナQ シャドウ オブ ザ ラビリンス | 3DS |
ペルソナ5 ザ・ロイヤル | PS4/PS5/Switch/Xbox/PC(Steam) |
ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ | PS4/Switch/PC(Steam) |
ペルソナ5 タクティカ | PS4/Switch/Xbox/PC(Steam) |
ペルソナ3・4・5は、現時点の最新機種に複数対応しているが、Switchの場合は3のみ遊べないため注意。
【補足】ペルソナシリーズの原点|興味があれば過去作もおすすめ
→ 現行シリーズに集中しつつ、過去作に興味がある人向けに軽く触れる
女神異聞録ペルソナ
「女神異聞録ペルソナ」は、ペルソナシリーズの原点となる作品であり、1996年にPS1で発売された。
後のシリーズにも引き継がれる「ペルソナ召喚」や「交渉システム」が採用されており、ペルソナシリーズの基礎を築いた作品といえる。
高校生たちが異世界に迷い込み、悪魔と戦いながら元の世界への帰還を目指すという内容。
心理的な描写や哲学的なテーマが随所に散りばめられており、独特の雰囲気が魅力となっている。
ゲームシステムは遊びづらさを感じる部分があり、操作性の悪さや戦闘テンポの遅さ、ロード時間の長さなど、最近のゲームに慣れた方だと苦痛に感じる可能性が高い。
2009年にはPSPに移植されているが、入手が難しくプレイ環境が揃えられるプレイヤーは限られるかもしれない。
シリーズの原点として歴史を知りたい人には一度プレイする価値がある作品だ。


ペルソナ2 罪・罰
「ペルソナ2 罪・罰」は、前後編で構成されたペルソナシリーズ2作品目である。
本作は、都市伝説が現実になる「噂システム」や、大人びたキャラクターたちの心理描写が特徴だ。
物語は「罪」と「罰」で視点が異なり、それぞれ別の主人公が描かれる。
二つの視点から物語が展開することで、シリーズ屈指の重厚なストーリーが楽しめる。
ペルソナ2では「交渉」により敵と会話し、アイテムや情報を引き出すシステムが採用されている。
敵との駆け引きが重要になるため、戦略的なプレイが求められる。
PS1とPSPでしかプレイできないため、現行の最新機で遊べないのが難点。
グラフィックやシステムはやや古風だが、ペルソナシリーズの中でもシナリオの評価が高いため、物語重視の人には一見の価値がある作品である。
さいごに
私個人が、ペルソナシリーズ初心者におすすめする順番は以下の通り。
ペルソナ5は、最新ナンバリング作品であり、操作性やグラフィック、システム面が進化しているため、最初にプレイするゲームとしては適しているはず。ストーリーも良い。
2番目は、正直どっちも良い作品なので甲乙つけがたいが、シナリオ重視なら「ペルソナ4」、グラフィック・操作性重視なら「ペルソナ3」がおすすめ。
とはいえ、ストーリーごとのつながりはなく、3以降であればどれからプレイしても問題はないため、雰囲気やキャラクターデザインなどで好きな順に遊んでも楽しめるはず。
最新機種で遊べる3作品はどれも良いゲームなので、ぜひとも遊んで、ペルソナシリーズのとりこになってくれれば嬉しい。
ゲームと一緒にアニメでも楽しめます!











